ご報告:みんなで梅酒をわいわい仕込む会

6月16日、雨の土曜日。
「みんなで梅酒をわいわい仕込む会」の日です。

店内に入ると、梅の甘い香りが出迎えてくれました。

これは、梅干に使う高級素材の「南高梅」。
通常、梅酒には青い梅を使いますが、今年は梅の実が不作だそうで価格がおかしく、なんと、市場では青い梅よりも南高梅の方が安かったそうです(弟のSakuragiマスターの談)。

そこで、贅沢にもこの南高梅で梅酒を仕込む、とってもお得な会となりました。

大宮西口癒しの飲み屋「三洞」
大宮西口癒しの飲み屋「三洞」

こちらが準備するもの。
この会の発案者であり、先日まで写真展をやってくれたYukariさんの撮影なので、ただの「備品の写真」が「商品写真」に見えます。

大宮西口癒しの飲み屋「三洞」
大宮西口癒しの飲み屋「三洞」
大宮西口癒しの飲み屋「三洞」

まずは私からのご挨拶と手順の説明。

大宮西口癒しの飲み屋「三洞」

梅酒は、とっても簡単なんですよ。
梅干や味噌の場合は、カビが生えないように水気に注意したり、消毒のために容器を焼酎で拭いたりしますが、焼酎そのものに漬けるのですから、カビの生えようもありません。

だから、どんどん進めちゃうと、すぐに終わっちゃう。
でも、幸いと言うか、厨房が狭いので皆さん同時に作業ができないため、そう短時間には終わりません。
その間、私がお話をすることになるのですが、皆様が色々と質問して下さったので、セミナー口調になる必要もなく、リラックスした雰囲気の中で会話を楽しみながら、待機の時間を過ごすことができました。

ありがたいことに、真剣にメモを取る少年!

大宮西口癒しの飲み屋「三洞」

大宮西口癒しの飲み屋「三洞」そしていよいよ作業開始です。
ビンを洗って水気を拭き取り、梅を洗い、爪楊枝でヘタを取ります。
梅干の時は特に重要。ヘタからカビが生えるので。

洗った後は、梅の水気を取ります。

大宮西口癒しの飲み屋「三洞」

大宮西口癒しの飲み屋「三洞」

そしてビンに詰める作業。

今回は、普通の梅酒、ブランデー梅酒、黒糖梅酒、ウオッカ梅酒を仕込みました。
その他、日本酒、ホワイトリカーではなく本格焼酎で仕込む梅酒、砂糖の代わりに蜂蜜を使った梅酒など、色々なバリエーションがあります。

大宮西口癒しの飲み屋「三洞」
大宮西口癒しの飲み屋「三洞」

完了!

大宮西口癒しの飲み屋「三洞」大宮西口癒しの飲み屋「三洞」

右は黒糖梅酒。
Yukariさんが作成してくれた、日付を書いたタグと、梅の実を使ったレシピの書かれたタグをビンに結んで終了です。

大宮西口癒しの飲み屋「三洞」

最後に、こうした「手作り」「手作業」を行うことによって生じる「7つの効用」をお話させていただきました。

<1>美味しい

手作りの満足感や、いわゆる「手前味噌」ではなく、自作したものは明らかに市販のものよりも美味しいです。
手作り品を味わっていると、スーパーで売っている梅干や味噌を食べた瞬間、明らかに大量の添加物が入っていることが舌で感じられます。
梅干なんて、市販のものは、実は梅干ではなく「調味梅」とよばれる商品。
台湾などでふやかした梅を国内に持って来て、そこに人口調味料で味付けをしたものです。
梅酒についても同様で、とっても美味しい本格梅酒も販売されていますが、自作のものは、一般的な商品とは、明らかに濃さやコクが違います。


<2>健康的

明らかに無添加ですからね。体に良いのは明らかです。


<3>良い趣味になる

お金の掛からない、健全で健康的で文化的な趣味になります。


<4>ボケ防止

「手仕事」をしている人はボケにくいという明らかなデータがあります。


<5>文化の伝承

大宮西口癒しの飲み屋「三洞」

言葉を弄さずとも、この写真を見れば感じていただけることでしょう。
後世に伝えるべき、良き日本の文化はたくさんあります。


<5>正しい節約になる

ファイナンシャルプランナーとしてのセミナーで、節約について話をすることがあります。
節約は、やろうと思ってもなかなかできるものではありませんし、続きません。
だから「正しい節約」の方法を知る必要があります。

正しい節約には、「健康志向の節約」「趣味を生かした節約」「手作りによる節約」「エコロジー志向の節約」などがあります。
梅酒や梅干、味噌などの手作りは、いずれにもあてはまります。


<6>金運が上がる

ファイナンシャルプランナーとして1000世帯以上の家計を拝見させていただいた経験からも明らかですし、海外のバイブル的な「生き方本」「お金に関する本」にも同様のことが書かれています。


最後に。
参加くださいました村田純次様より、早速Facebookの方にメッセージをいただきました。
紹介させていただきます。

~~~~~~~~
昨日は大変お世話になりましたm(_”_)m
いやー祖母が昔に作っていた以来、何かきつかけが欲しかったので、よかったです。
三洞さんのお話によると、市販の梅酒は梅汁添加酒であって梅酒ではない・・・というのは、その後一人残りまして、お店としての「三洞」で去年の梅酒を飲ませて頂いたときに、すがすがしい媚びていない味に納得しました。
その後の囲炉裏で、いろいろ炙って食べさて頂きましたが、囲炉裏マジックも堪能させて頂きました。
次の仕込み企画楽しみです。ありがとうございました。
~~~~~~~~

村田様、そして参加下さった皆様、準備と当日のアシスタント及び撮影をしてくれたyukari様、誠にありがとうございました。


以降、こんな企画を考えています。

■子供連れでもOK!「今、聞いておくべき家計のお話」
 すでに開催は決定しています。詳細はこちら

■利酒会&日本酒に合うおつまみを味わう会

■三洞 書の教室……月一回ぐらい開催するつもりです。

■味噌を仕込んでみよう!(秋)

ご興味ある方はメッセージ下さい。
多くの方々のご参加をお待ちしております。

関連記事

  1. 世間と逆なのです。
  2. エビとタコのガーリックバター炒め
  3. 3月13日のおすすめ
  4. 大宮西口「三洞」の一番人気メニュー
  5. 牛モモ肉のロースト
  6. 大宮西口 書のある飲み屋
  7. 忘年会シーズンの金曜日
  8. カニ汁

最近の記事

  1. 牛巻き寿司
  2. 牡蠣
  3. カニ汁
  4. Moll’sライブ

アーカイブ

PAGE TOP