明日から神輿です。
先日、お店のお客さんが、「大宮にお神輿なんて、あるんですか?」なんて言ってましたが(スゴイ美人だったので「ありますよ」とやさしく返しました。もし男だったら「あ~? お前、何言ってんの!」といった感じになるでしょう)、大宮は武蔵一の宮氷川神社の古い門前町ですから、神輿は異様にたくさんあるのです。
私の地元なんて、「桜木町2丁目」という狭い町内が4区に分かれていて、それぞれに神輿がある。ウチの2丁目3区は、100世帯少々しかない地区なのに、大中小3基の神輿があります。
写真は先週土曜の組み立ての時のもの。
神輿はね、担ぐだけなら楽しいだけだけど、準備と後片付けがとっても大変なのです。
さて、その前に、梅干。
神輿の後でもいいかな……なんて思ってたら、1つの容器にカビを発見したので、例年通り、神輿の前日の今日、干すことにいたしました。
去年漬けたものが来年の春先まではなくならないでしょうから、夏まで充分持つはずです。
今年、新たな発見がありました。
2番目の写真の梅はとっても綺麗なのに、3番目は黒ずんでいるでしょ。
2番目の重石だけ、軽目だったのです。
その結果、梅酢にカビが出たのは2番目の方だけ。
これは密封度合いと保存場所によるもの。
3番目は梅酢はまったく平気だったのに、梅自体が傷んでいたものがいくつかあった。
テキトーにやってるからこそのバラつきであり、不思議な発見ができました。
手仕事っていうのは、こういうところが面白いものなのかもしれません。
炎天下の庭で作業をしたついでに、私の癒しの風景を撮ってみました。
まずは5つのメダカ水槽。
今年はたくさん孵化しています。
これは、親白メダカ水槽(バケツ)に咲いていた、ホテイ草の花。
そして睡蓮鉢。
まだつぼみは発見できませんが、葉っぱは元気に育っています。
緑、水、生き物……。
庭があり、そして、庭にこうしたものがあるのはとても幸せなことです。
しかし、「そうじゃないんだ!」と、大事なことを思いました。
「オレは、庭にこういうものを作るのではなく、こういうものが自然にある『場所』を手に入れるのだ」
大事なことを思い出したら、仕事をする気が出て来ました。
神輿が終わったら、バリバリ仕事します!