今日は一日、書作でした。
久しぶりです。
夏祭り用の扇子と、ご注文いただいたはがきサイズの作品3点の制作なのですが、予定の半分以下しか進みませんでした。
理由は2つ。
集中力の欠如と練習不足です。
集中力の欠如は気合が足りないだけですが、練習不足は書家として根本的な問題です。
書家なら毎日書いて当然のはずですから。
おかげで、ウォーミングアップにかなりの時間を要してしまいました。
30歳の時に、「もし神様がたった1つ、才能らしきものを与えてくれたとしたら・・・それは書しかないだろうな~」と思い、独学を開始し、それがきっかけで起業し、今に至っています。
つまり、「書」は私の原点のようなもの。
それが、毎日新聞社から本を3冊出していただいたところで、少々の達成感と満足感を得て、練習量も創作量も大幅に減ってしまった・・・。
反省するしかありません・・・なんてことはありません!
反省ではなく、もっと明るく、「やっぱり書は楽しい。書かなきゃイカンな~」といった気持ちが沸き起こって来ました。
日本人は反省大好きで、反省することがよいことのように思いがちですが、仕事においては、むしろ効率低下につながるケースの方が多くなります。
最新刊『~いまどきサラリーマンだからできる!~「3つの収入源」で年収53%アップ実現法』
にも、その辺のことを書いていますので、抜粋します。
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●その4 結果をすべて受け入れ、反省しない
物事の結果をただ素直に受け入れるということは、簡単に出来そうで、実は非常に難しいものです。
大成功をひたすら喜ぶのみ・・・ということもあり得るでしょうが、それはごくまれなことであって、大抵はどこかに問題が生じ、現実の厳しさを感じるものでしょう。
すると我々は、うまく行かなかった部分に対して、瞬間的に言い訳を考え出し、分析という名の自己弁護を行い、後悔や反省をする……これが常であり、ただ素直に受け入れることは、不可能に近いほど難しいことなのです。
そもそも「結果」という言葉自体に問題があります。
本来は「結果」と言うよりも「現象」あるいは「経過」と言うべきなのでしょう。事業は、学校の通信簿のように、一定の期間の後にまとまった「結果」が出るものではなく、常に経過の中で、「結果」と呼びたくなるような「現象」が発生しているものなのですから。
ともあれ、その「結果」は、どのようなものであっても、まずはただひたすら素直に受け入れようと努力するべきです。
サラリーマンであれば、「批評」や「分析」が仕事になる場合もあるでしょうが、自営業者の場合は、結果がすべてであり、その結果をもたらしたのは、すべて自分自身です。
つまりは、受け入れる前に自己弁護や分析をしてしまえば、現在の自分の姿・実力・状況といったものが見えなくなってしまいます。
しかしながら、人の常として、つい自己弁護や分析を行いたくなるものです。
それをなくすためには、「後悔しない。でも、反省もしない」と認識することです。
後悔はしても意味がありません。タラレバの世界です。気持ちが暗くなるだけで、マイナスの効果しか生みません。
同時に、反省もしないことです。
こう書くと、「真面目で反省大好き」の日本人は、「えっ? それでいいの?」「反省しなかったら、進歩しないじゃないか!」と思うかもしれません。
しかし、「反省」は、実はほとんど意味がありません。
結果を受けて、戦略・戦術上の軌道修正をするのは、いくらやってもやりすぎるということはありません。例えば、DMやホームページのコピーの修正や、説明用資料の改訂とや、セールストークの台本見直しといったことは、毎日やらなければならないことです。
しかし、それは「反省」とは別のものです。
結果を受けて「反省」をしてしまうと、いつも同じ事で反省する自分に気付かされます。
それも当然です。反省の原因は、自分の「欠点」や「苦手なこと」だからです。
しかし、「反省」して「苦手を克服しようとする」ことは、ビジネスにおいて、「やってはいけないこと」なのです。
私は色々なテーマでセミナーを行っていますが、どのセミナーにおいても出てくる、大事な「法則」があります。
それは、「マーケティングの鉄則は、強みを生かすこと」……孫子の兵法以来の、戦略上の鉄則です。
具体的に数字を挙げて説明しましょう。
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【前提】
会社にA、B2つの商品(サービス)がある。
それぞれについて顧客満足度調査を行ったところ、以下の結果が出た。(10点満点、平均5点)
A:4点
B:6点
このA、Bに対し、以下の「行動」を行う。
行動(a):平均以下の4点であるAを、平均点の5点まで上げる。
行動(b):平均以上の6点であるBを、さらに7点まで上げる。
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行動(a)(b)は、どちらも同じプラス1点ですが、
●費用・時間・手間 …… 行動(a) ≧ 行動(b)×3
●効果 …… 行動(b) ≧ 行動(a)×3
という公式があります。
商品A、Bを、自分の中の苦手な分野、得意な分野と置き換えてみれば、「反省」し、「苦手を克服しよう」とするのが、ビジネスにおいて得策でないことがよく理解できると思います。
だから、結果は、ただ受け入れる。
素直に受け入れればそれでよいのです。
発注した業者が悪かった、とんでもない客に当たってしまった・・・こうした時にも、ただ受け入れることが大切です。受け入れずに、愚痴を言ったり、文句を言ったりすれば、「すべては自分の責任である」という本質を見失います。「類は友を呼ぶ」・・・あなたのレベルや波長に合った業者さんやお客様が来てしまったという真実を見過ごしてしまうことになります。
運・不運も同様です。
運・不運を不可抗力のように思っているようでは、サラリーマン気質から抜け出せていないと言えます。
自営業者は、運・不運に非常に敏感です。なぜならそれもすべて自分の責任であり、運気は自分で作るものだということを実感できているからです。
つまりは、自分の運気をしっかりと感じなければなりません。
それも、結果をただ素直に受け入れることによって可能になります。
結果をすべて、ただ素直に受け入れる姿勢が身に付くと、当然の事ながら、落ち込んだり悲しんだりすることが少なくなります。
愚痴や不満の言葉もなくなりますので、ストレスは減り、幸せの量は増加し、運気も上昇します。そしてついには、どんな結果に対しても、愚痴や不満ではなく、「ありがとう」という気持ちが湧いてきます。
気付かせてくれてありがとう、教えてくれてありがとう、先にツケを払わせてくれてありがとう……。
そうなれば、もう、こっちのものです。
仕事は楽しくはかどります。楽しく続けられます。
幸せに、心穏やかに仕事が出来ます。
反省して、効率の悪い努力をするよりも、はるかに正しいビジネスにつながるのです。
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ということで、
「練習不足だった。だからウォーミングアップに時間が掛かって、制作がはかどらなかった」
と事実を認め、
「書家なのだから、楽しいのだから、もっと練習して、どんどん創作しよう!」
と思った次第なのです。
だから、今日もこれから書きます!
大宮駅西口徒歩2分 癒しの飲み屋「三洞」
女性の一人客の多いお店です。
女性はフリー、男性会員制。
大宮駅からの道順はこちらです。
【営業時間】
18:00~24:00(23:30 ラストオーダー) ほぼ年中無休
【TEL】
048-871-5178(営業時間中)
*営業時間外は店主の携帯までご遠慮なくどうぞ。
090-3047-7372
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